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皇后杯全日本女子サッカー選手権大会(予選)ニュース

皇后杯東京予選 村田女子高が優勝 延長戦の末に飛鳥高を下す

2014年7月31日

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写真  第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会東京都予選の決勝、飛鳥高等学校(以下、飛鳥高)対 村田女子高等学校(以下、村田女子高)の試合が27日、品川区・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場で行われ、村田女子高が延長戦の末に飛鳥高に2-1で競り勝ち、第20回大会以来となる16大会ぶりの皇后杯予選優勝を果たした。村田女子高は10月に行われる皇后杯関東地区予選に東京都代表として出場することとなった。


■大会方式
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会東京都予選。同予選はクラブチーム、大学、高校などの合計25チームによるトーナメント形式で行われ、優勝チームが東京都代表として皇后杯全日本選手権大会関東地区予選への出場権を得る。試合時間は前後半35分ハーフの70分で、交代枠は5名まで。但し、準決勝、3位決定戦、及び決勝戦については試合時間は80分で行われる。競技時間内に勝敗が決まらない場合は、ペナルティーキック方式により次回戦進出チームを決定する。

セットプレーから先制許すも、底力を見せた村田女子高が接戦を制する

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 高校、大学、社会人と様々なカテゴリーのチームが参加した東京都代表の座を懸けた争いは遂に決勝戦を残すのみ。至高の舞台に立つ権利を得たチームは共に都内を代表する強豪校である村田女子高と飛鳥高。ベスト4に大学生、社会人のみが残った昨年とはうって変わり、今年は高校生同士の決勝となった。

 本大会初優勝を目指す飛鳥高は、準々決勝で修徳高等学校、準決勝で晴海総合高等学校に勝利し、都内のライバル校を下しての決勝進出。8月から行われるインターハイに出場する彼女らにとって、迫りくる大舞台に弾みをつける意味でも、この一戦は負けられない。対して、16大会ぶりに本大会の頂を目指す村田女子高は準決勝までの3試合で9得点、無失点と圧巻の強さでの勝ち上がり。勢いそのままに優勝を掴みとれるか。

 注目の立ち上がり、先に主導権を握ったのは村田女子高。飛鳥高の高いDFラインの裏を狙った素早い攻撃で攻勢に出る。対する飛鳥高は出足が鈍く、攻守ともに低調。守備では相手に上手くスペースを利用されてしまい、攻撃ではボールを持っても球離れが悪く、連動性に欠けるシーンが多く見られた。

 すると16分、右サイドで起点を作った村田女子高は、FW川崎のパスをPA内右寄りで受けたFW岸野が素早く中央へ折り返しのパス。完全に相手DFラインを崩し切ったが、このボールに飛び込んだFW岸本の足は惜しくも届かず、ゴールには至らない。その後もFW相澤の突破力、岸野、川崎を起点としたサイドアタックで攻め込んだ村田女子高だったが、決定機を生かせぬまま前半は終了。飛鳥高にとっては幸運な、村田女子高にとっては悔しいスコアレスで後半へと折り返す。

 迎えた後半、押され気味だった飛鳥高が反撃に出る。FW有田のキープ力を生かしたサイド攻撃でチャンスを作り始めると、迎えた18分。再三のサイドアタックから飛鳥高はCKのチャンスを得ると、MF藤原の正確なキックにニアサイドで有田がヘディングシュート。これが見事にネットに突き刺さり、勢いそのままに先制に成功する。

 すると、直後の17分にも同じく藤原のCKから中央で有田が頭で合わせる。今度は惜しくもゴールならずも、こぼれ球を受けたゴール前の臼井が反転しながらシュート。難易度の高いシュートだったこともあり、ボールは枠の上へ飛んでゆくが、飛鳥高がセットプレーから連続で決定機を作り出す。「前半から相手はセットプレーの対応で混乱している感があったので、ハーフタイムにFK、CKを大事にしろと伝えました」という飛鳥高・金澤監督の狙いが的中した形だ。

 遂に今大会初の失点を喫した村田女子高。後半に入ってからはなかなかリズムを取り戻せないでいたが、25分に前半からチームの攻撃を牽引するドリブラーが魅せる。PA手前で縦パスを引き出した相澤はワントラップで巧みに前を向いてDFを振り切ると、すぐさま思い切りの良いシュート。これがサイドネットに突き刺さり、試合を振り出しに戻す。

 その後は互いに一歩も譲らぬ白熱の展開。前への圧力を強め、セットプレーやサイドアタックでゴールを狙う飛鳥高に対して、村田女子高は一発のカウンターで好機を作り出す。しかし、両チームとも勝負を決める1点が奪えぬまま80分が経過し、試合は20分間の延長戦に突入する。

 延長前半、ペースを掴んだのは村田女子高。立ち上がりから飛鳥高のDFラインの裏へボールと人を送り込み、好機を作る。しかし、決定的なチャンスは少なくゴールが遠い。後半に入っても両校とも得点を奪えぬ中、迎えたアディショナルタイム。勝負は思いもよらぬ展開で幕を閉じた。

 飛鳥高はDFラインの裏へと出されたボールにGK松尾が飛び出して処理を試みる。しかし、目測を誤ったか、ボールを自身の後方に逸らす痛恨のミス。村田女子高がこのチャンスを見逃すはずはなく、ボールに合わせて裏に走り込んでいた岸野が丁寧にシュートを流し込むと、間もなく試合終了を告げる笛が鳴り響く。

 幕切れこそ呆気ない形であったが、最後まで互いの意地がぶつかり合う好ゲームを制したのは村田女子高。第20回大会以来となる、2度目の本大会優勝を果たし、皇后杯関東予選への出場権を勝ち取った。

◇トーナメント表 - 東京都女子サッカー連盟
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会東京都予選

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